りな(仮名)は、出会い系サイトの私の掲示板に興味を持ち、メッセージを送ってきた。
「挿入時に痛みを感じることがある」
「パートナーがすぐに果ててしまうことが多い」
「性行為で気持ちよさを感じたことがない」
自分でローターを使ってクリトリスでの外イキは経験してたが、「中イキ」は未経験。
こういった悩みを相談されたのがきっかけだった。
性癖の分析と準備
りなとは新宿のホテルで会うことになり、歌舞伎町近くのコンビニで待ち合わせをした。
落ち着いた服装で現れた彼女は、少し緊張した面持ち。
ホテルへの道中で雑談をしながら少しずつ緊張をほぐしてあげると、時折笑顔が見られるようになっていった。
ホテルではまず、お茶を飲みながらこれまでの男性経験や一人でする時の「おかず」、性的な好みや傾向について詳しく話してもらう。
りなには軽いMの傾向が見られたが初回ということもあり、今回は中イキに特化した開発に焦点を当てることにした。
スローセックスと緊縛による感度開発
中イキには大切なことが2つある。
- 体を温めること
- リラックスすること
まずは、ゆっくりとお風呂に入ってもらい体を温めてきてもらった。
その後、呼吸法でさらにリラックスしてもらって少しずつ感度をあげていき、スローセックスを体験してもらうことにした。
スローセックスでは、腕をアダムタッチした時点で呼吸が荒くなり、背中への優しいタッチだけでかなりの喘ぎ声が出るようになった。
通常のスローセックスではここから乳首やクリトリスへ移行するところだが、今回は乳首やクリトリスは直接刺激せず、緊縛を試してみた。
後手縛りの最初の腕を縛られるところから、りなは自由がなくなることで興奮して子宮がビクンビクンと揺れ動いていた。
後手縛りが完成することには、りなの体は優しく触るだけで反応するくらい感度が上がっていた。
両手の自由がなく、胸が強調されている状態で、乳首には触れずに乳輪を優しく刺激していると、りなが何か言いたそうにしていたので、
「どうしたんだい?」
といたずらっぽく聞いてみた。
すると
「乳首を触ってください・・・」
と小さな声で答えるので、りなのMっ気を刺激するために言葉攻めに入る。
「もう少し大きな声で言ってごらん?」
りなは、恥ずかしがりながらも
「・・・乳首を触ってください!」
と少し強めに懇願してきた。
さらに私はこう返す。
「誰の乳首を触ってほしいのか、もっと大きな声で言ってごらん?」
「りなの乳首を触ってください!」
りなは今まで人には言ったことのないであろうセリフを口にするほど、興奮状態になっていた。
「いい子だね」
私はそれでもまだじらすように、ゆっくりと指の動きを乳輪から中心へと動かす。
スローセックスと緊縛で体が限りなく敏感になっているりなの乳首は、軽く触るだけでガクガクと震えるほどの快感をもたらしていた。
クリトリス刺激
乳首イキを堪能してもらったので、次はクリトリスの周りを刺激していくことにする。
先ほどと同じように、クリトリスを触ってほしいと言ってくるまで待つ。
しばらくすると
「・・・なんで触ってくれないの?」
と言ってきたので虐めるように
「どこを触ってほしいの?」
と返す
「・・トリス触ってください」
「聞こえないよ」
「クリトリス触って下さい。」
「誰のクリトリス触ってほしいの?声が小さいから聞こえない」
「りなのクリトリス触って下さい!!」
よほどクリトリスを触ってほしかったのか、廊下まで聞こえるようなくらいに大きな声で懇願してきた。
クリトリスの周りをゆっくりと触っていたので、アナルまで愛液が垂れている。
緊縛されてビンビンに勃起しているクリトリスは、普段一人でする時とは比べ物にならないほど感度が上がっているようだった。
念願の中イキ
りなは、優しくクリトリスを撫でてあげるだけで何度も外イキをした。
次に念願の中イキを体験してもらうために、中指をおまんこの中にいれてあげる。
中指を一本入れただけなのにおまんこはぎゅっと締まり、子宮もずっとひくひくしている。
この時にカウンセリング時に伝えた中イキのコツをもう一度教えてあげたら、すぐに絶頂に達していった。
今まで経験したことのない連続イキを何度も味わったりなは、力尽きたようにベッドに横たわり、深い満足感に包まれながら静かな余韻に浸っていた。
さいごに
今回は、M気質のある女性「りな」の緊縛をして初めての中イキを経験してもらった。
とても満足してくれたようで、別れ際には「迷ったけれど今回お願いして本当によかった」という言葉までくれた。
このようにSMや主従だけではなく、性の悩みについての相談にも乗るので気軽に相談いただければと思う。